さめスパゲッティの部屋
2024-06-18 23:06:00
カテゴリ: 雑記
学マス 初星コミュ1章~2章5話
初星コミュ学園1章~2章5話の感想。
以下ネタバレあり。
熱すぎて、ジャンプでも読んでるのかと思った。
花海咲季とかいう週刊少年ジャンプを人の鋳型に流し込んでできたような剛直な子。
自分よりも強いやつとの戦いを求める戦闘狂、アイドルもので主人公格としてでてくるとは思わなんだ……。
そして、ユニットを組む手毬もことねもバッチバチにやり合える子たちなので、
少女たちよ、抗え!闘争しろ!というようなお話が好きなので、いいぞ、もっとやれ!となった。
基本的に3人でぶつかり合いながら乗り越えていく物語であり、
プレイヤーの投影である<プロデューサー>というキャラクターはあくまでトリガーとなる舞台装置の一つ
となっているのが個人的には好印象。
私はただの亡霊的視点(ふつうは神視点か……)でみるのが好きなのじゃよ。
ことねり先輩は、調子に乗っていてもしょぼけていてもかわいい。
咲季と手毬が朝4時起きモンスターということもあり、そういう点では一番俗っぽく
、 読者側の視点をピン刺しする役割もある。(日本語伝われ……!)
表情がころころかわってかわいい。
手毬はさぁ。手毬パートが始まったとき(10話?)に今までジャンプ漫画を読んでいたのが、
いきなり幼稚園が始まっておもしろかった。
し、いままでとっつきにくく感じていた部分を不器用さというかわいげに変えてしまった点に、
技ありを感じた。
無論、手毬の内面がわかるのは読み手だけであり、他の子は知らない。
それでも手毬の青の系譜の中でも随一の面倒くささを、咲季の剛直な前向きさとことねの柔軟性で
捌けているのはユニットとしてうまくできていると思った。
ストーリーとして、キャラクターの視点の切り替えがすごくうまかった。
イベントが起こったときに、必ず読者側の心情に沿った考えを持つ/発言をするキャラを残すし、
それが高テンポで入れ替わっても読者を置いていかない。
物語としては、キャラクター紹介とユニット発足、目標提示がすんで修行パート1
といった状況なので、はやく続きを読みたい。
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